リモートワーカー紹介

【北海道】後進の育成にも携わりたい! リモートワークが紡いだ夢への第一歩

ライター暦約3年のこちゆうさん。現在は北海道に住みながら、クラウドソーシングサービスを利用してライティングをしているほか、ディレクションなど多彩な活動を積極的に行っているフリーランサーです。今年の春に出産を控えるこちゆうさんに、リモートワーカーとしての働き方やキャリアプランなどについてお話をうかがいました。

 

「リモートワーク」という選択肢

ーまずはフリーランスになるまでの経歴を教えていただけますか?

こちゆうさん(以下敬称略):フリーランスとしては2013年10月から活動を開始しました。約3年と少しですね。それまでは近畿大学で動物栄養学を専攻していて、アヒルを美味しくいただく、ライターのお仕事とは全く関係のない研究をしていました。その後生活用品メーカー に入社して、ペット事業のマーケティングや、ペットのコミュニティサイトの運営や営業など、さまざまな仕事に携わりました。2008年から2012年の4月までそちらに勤務し、2012年から2013年の4月まで、通販サイトなどのインターネットを利用した取引を行う企業の契約社員でサイトの立ち上げや企画立案をしてきました。

ー現在は北海道にお住まいだとか。ご家族もご一緒ですよね?

こちゆう:主人とは大学のサークルの先輩と後輩の間柄なんですが、2011年に結婚し、新婚生活は川越でスタートしました。北海道には、主人の転勤で2014年11月ごろに引っ越すことになり、現在は釧路市の市街地から車で10分くらいの場所に住んでいます。今年出産を控えていて、春ごろには新しい家族を迎えます。4月から8月までは産休を取る予定で、現在仕事の調整を進めているところです。

ーフリーランス、そしてリモートワークを選択した理由は?

こちゆう:元々主人が「農業がしたい」という夢を持っており、場所は祖父の家がある静岡と決めているんです。静岡はこれまでの経歴を活かせるような就職口があまりない 上に、主人は転勤族。自宅を拠点にしてどこでも仕事ができて、子どもがいても続けられるようなキャリアプランを考えました。それでEC関係の会社に入社し通勤しながら1年間勉強をし、その後フリーランスとして独立をして、リモートワークを始めたというわけなんです。

実際に働いていくうちに、制作系よりもライティングの仕事が向いていると感じたので、徐々にライターとして活動の幅を広げていきました。仕事は、当時の人脈よりは、クラウドワークスや知人を介して紹介 いただくこと が多いです。
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リモートワーカーのライフスタイル

ー仕事をする時間は決まっていますか?

こちゆう:週の稼働時間は週5日平日9時から18時までと、クライアントさんにはお伝えしていますが、夜の時間帯も必要に応じて活動をしています。納期が近づくと、深夜まで制作を行うこともありますね。

ー具体的にはどんな仕事をしているんですか?

こちゆう:基本的にはメールやインターネット上で完結するお仕事が多く、ミーティングありの比率はとても低いです。ライティングが9割、ディレクションが1割くらいでしょうか。
以前の仕事をしていたデベロッパーとデザイナーがいるので、チームとして組む形でもパンフレットやランディングページ 制作を引き受けており、そこでディレクションを行っています。
ライティングのお仕事としてはインテリア、時事ネタを扱うことが多く、インタビュー記事も手がけています。

ーお仕事にはどんなツールを使っているんでしょうか?

こちゆう:ツールは、チャットワーク、スカイプ、ハングアウトが多く、遠隔地のクライアントさんとのミーティングで使用しています。それとMacなのでPAGEと呼ばれるMacが提供しているWordのようなものを使っています。それとエクセルですね。企画の時にはパワーポイントを使用しますし、画像サイズ変更のフリーソフトも活用しています。

 

リモートワーカーの抱える問題

ー仕事をする上で心がけていることはありますか?

こちゆう:クライアントさんが最終的に望んでいることをくみ取って、その中からできることを提案していくように心がけています。もちろん、納期を守ることやミスのない物を納品することも。フィードバックがない仕事も多いですが、クライアントさんが望んでいることにきちんと応えられるような仕事をしたいと思っています。それがリピートに繋がることにもなります。

ーご家族の協力はありますか?

こちゆう:主人は、私の仕事に対して理解してくれています。家事はほとんどしないのですが、忙しいときは察してくれますね。前述のように、私は基本的に夜は仕事をしないようにしているのですが、納期がつまると自主的にご飯を食べてくれたり……(笑)。切り替えが難しい仕事なので、理解をしてくれるのは嬉しいし助かりますよね。

ー仕事で悩んでいることはありますか?

こちゆう:長期案件の場合、なるべくお目にかかりたいけれど、遠隔地なのでご挨拶に伺うのが難しいのが悩みです。ひとりで机に向かう孤独感はあるので、チーム内のコミュニケーションを大切にしていきたいとも感じています。やる気やモチベーションを保つためにも、コミュニケーションを取る機会を増やそうと思ったことも多々あります。

ー具体的にはどんな形のコミュニケーションを?

こちゆう:同じライターとして働く方たちが利用できるように、コミュニケーション用の掲示板を作ったのも、みなさんと関わりたいなと思ったからです。
セミナーなどにも参加するようにしていて、ビジネス関係の交流会などに参加しています。そこでクライアントさんにも、ワーカーさんとも出会えます。
釧路の地元のつながりを作りたいなと思って、地元のパン教室に行ったり、交流会やサークルに参加したりもしています。
そして、バンド活動も好きなんです。大学の時にバーで歌っていて、社会人バンドにも入っていました。そのつながりで、音楽が好きな人とのふれあいを持っています。こんな風に、孤立しないためのコミュニティづくりに励んでいますね。

ーこれまでに仕事で苦労したことはありますか?

こちゆう:スキルをあげるのに苦労しました。日々勉強するのが自分との闘いですね。会社だと上司や同僚に相談ができますが、個人でリモートワークとなると第三者の目線がないので、クオリティの線引きが難しいですよね。
記事によって方向性が違うと、どこに重点を置けばいいかわからない。アドバイスが受けられないのが大変だなと思います。

ー私も似た経験がありますが、評価が分らないのは困りますよね。

こちゆう:フィードバックがちゃんといただけるところが少ないのも悩みのひとつです。「何がダメ」かが明確にわからないのは困りますよね。また、担当する方によって進め方と質が違う。案件によってそういうことが多く、ライターとしての活動を辞めていく人も多い。フィードバックをいただけるところは、成長に繋がるので長いお付き合いをしていきたいですね。
無記名での執筆を求められ 実績を出せない ことも多いのでアピールが難しいこともあります。そのため、記名記事に積極的に取り組んでいきたいと思っています。
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リモートワーカーとして目指すもの

ー今後のキャリア形成についてお聞かせください。

こちゆう:ライティング教室をやっていきたいと思っており、ゆうのさん(筆者)と一緒に取り組んでいけるように企業さんとお話をしているところですよね。今後は、ライターさんの成長戦略に携わっていきたいと考えています。

ー素敵な構想なので、ご一緒できると嬉しいです!

こちゆう:私ひとりで仕事を積み上げていくことも大切だけれども、仲間を作って仕事の幅を広げていくことも必要だと思います。そのために、今年1月にプロのライター集団である「制作集団ことのは」の立ち上げにも携わりました 。私自身のライターやディレクターとしてのステップアップを目指すだけではなく、後進の指導にも積極的に携わっていきたいと思っているんです。

ーありがとうございました!

出産を控えながらも、積極的な活動を行うこちゆうさん。産休明けにはきっと、沢山の夢が形になっていくことでしょう。
こちゆうさんブログ
Proth http://kochiyuu.xsrv.jp/

この記事の著者:あおみゆうの(Aomi Yuuno)

ライター暦13年のフリーライター兼ディレクター。2016年には女性のみのプロのライター集団である「制作集団ことのは」を立ち上げ、執筆活動を行うだけではなく後進の育成を手掛けます。

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