これからの働き方を模索する、若きエンジニアたちが集結!

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2016年1月29日、東京渋谷で「『エンジニアミートアップ!』多様性時代、これからのエンジニアの働き方とは?」というイベントが開催されました。最先端の技術を仕事にされている皆さんは、きっとワークスタイルも最先端にちがいない。そんなことを考えつつイベント会場に向かいました。

 

オープニング

冷たい雨から雪になりそうな寒い夜でしたが、会場となったコワーキングスペースには約30名のエンジニアの皆さんが集まりました。
このイベントの主催者で(株)mofmofの原田敦社長より、エンジニアのためのポートフォリオ登録サイトPeers https://peers.tokyo/ の紹介のあと、まずは乾杯からスタート。
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講演

第一部は月のうち20日間は単身赴任で集中して働き、10日間は家族のいる山口でリモートワーク、心のふるさとは茅ヶ崎、という七島偉之さんの講演。フリーランス時代に“野良エンジニア”を名乗った時期もある七島さんは、現在モバイルアプリ向けアナリティクスツール「Repro」の開発チームに所属しているそうです。

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印象に残ったのは、仕事をしながら次の仕事のためにスキルを磨くという姿勢。iPhoneアプリの開発に携わるために、会社勤めで連日残業した後に自宅で勉強をしていたというエピソードなど、「次」に行くためには、戦略的な努力が欠かせないという事実に、参加者のみなさんも大きく頷いていました。

 

トークイベント

第二部は、株式会社ホットスタートアップ代表の橋田一秀さんの司会でトークイベント。
ワーキングマザーでフリーランスエンジニアの佐々木きはるさん、キャリアコンサルタントからフリーランスエンジニアへ転進された異色の経歴を持つ小山田浩さん、それに第一部で講演をした七島さんが、ざっくばらんに働き方について生の声を聞かせてくれました。

トークテーマは参加者の投票で決定。「どうしてフリーランスになったの?」「仕事はどうやってとってくる?」など、働き方を考える人なら、誰もが知りたい内容ばかりでした。
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「子どもの側にいたいから」とリモートワークを選んだ佐々木さんは、勉強会やイベントに参加することでコネクションを増やし、受注につなげているそうです。「この登壇もブランディングになっている」という言葉に納得でした。

小山田さんは、複数の会社、案件を平行してこなしてリスクヘッジをするスタイル。「曜日によって頭の使い方が違う」そうです。向き不向きはありますが、一度は試してみたい働き方だと思いました。

また「たとえ儲からない案件でも目の前の仕事に集中する」と話していたのは七島さんでした。人脈はもちろんエンジニアにとっては経験こそが財産だ、というお話も印象的でした。

エンジニアは手に職、いわば「つぶしのきく」職業だから、リモートワークでどこへ行っても困らない、どこで働いても大丈夫! というイメージがありましたが、現実は思ったよりもアナログというか、技術力や知識に加えて、人とのつながりや営業力なども必要なスキルなのだと知りました。

 

所感

エンジニアだけでなく、多くの仕事で、子育てや介護などのライフステージや「したいこと」に応じて、その気になれば働き方を自分で選ぶことができます。よりベターなチョイスのためには、正社員orフリー、リモートワークorオフィスワークという二元論にとらわれず、できるだけ多くのロールモデルに出会い、自分の中の選択の幅を広げておくことが重要でしょう。
今回のイベントでは、いち早くそれに気づいた人ばかりが集まったという印象でした。

ご自身の働き方、そのベースとなる考え方や暮らし方、さらには生き方までを、ひとつのサンプルとして気前よく公開してくださったパネラーの皆さん、そこから積極的に学び自分の働き方を模索している参加者の皆さん、さらにそんな学びと交流の場を定期的に作ろうという主催者の心意気……。それらに触れて「これからの日本の未来は明るい!」と頼もしく感じた夜でした。
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この記事の著者:曽田照子(Teruko Soda)

ライター。広告プロダクションでコピーライター経験後、1992年よりフリー。書籍、広告、WEB、フリーペーパー、情報誌など、多彩な媒体に執筆。得意分野は子育てと生活、女性の生き方。著書「ママが必ず知っておきたい!子どもに言ってはいけない55の言葉」メイツ出版、「『お母さんの愛情不足が原因』と言われたとき読む本」中経の文庫、「お母さんガミガミ言わないで!子どもが勉強のやる気を失う言葉66」学研パブリッシングなど。


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by caster-biz