公開日 2024.08.20更新日 2024.11.29

資料作成代行サービスのおすすめ6選!相場や選び方も解説

新たなクライアントを獲得すべく自社製品を紹介するためのプレゼン資料や、自社サービスを導入している既存顧客に数値報告をするためのレポートなど、企業活動ではさまざまな資料を作成する機会が多いと思います。

 

これらの作業は相当な時間と労力が必要となるため、資料作成業務のせいで本来のコア業務に割く時間が奪われてしまう、といった悩みを抱える企業も多いのではないでしょうか?このような状況を打破するには、資料作成代行サービスの活用が効果的です。

 

そこで今回は、資料作成代行サービスの相場や選び方について詳しく解説し、おすすめの資料作成代行サービスもご紹介します。資料作成代行サービスを上手に利用して、ビジネスの効率化をより一層推進しましょう。

資料作成代行サービスとは

資料作成代行サービスは、ビジネスシーンで使用されるプレゼンテーションや報告書、マーケティング資料など、さまざまな文書の作成をプロの手に委ねることができるサービスです。

 

このサービスを利用することで、見栄えの良い資料を効率的に作成できるため、時間やリソースの節約につながります。専門知識を要する資料作成や、短期間での高品質な資料が必要な場合に特に重宝します。

資料作成代行サービスの依頼先

資料作成代行は、企業が行うサービスと個人が行うサービスがあります。それぞれのメリット、デメリットについてまとめました。

  メリット デメリット
企業に依頼する ・プロフェッショナルな品質
・大規模なプロジェクトにも対応可能
・高コスト
個人に依頼する ・低コスト
・柔軟性
・スキルのばらつき
・大規模なプロジェクトには向いていない

企業に依頼する場合のメリットは、専門知識と経験を持つプロのライターやデザイナーを雇っているため、高品質な資料が作成されるということです。また複数人による作業分担が可能で、大規模なプロジェクトにも対応可能です。デメリットは企業のサービスは一般的に高額であることです。下記の費用相場を参考にしてコスト面も配慮しながら、自社のニーズを満たすサービスを選択することが重要です。

 

個人の場合は、一般的に企業よりも低価格で、かつ柔軟な対応が可能です。デメリットはスキルにばらつきがあり、大規模なプロジェクトや特殊な専門知識を要する作業には向かない点にあります。

 

多少のコストはかかっても、クオリティの高い資料を揃えたいなら、企業に依頼するほうが無難といえるでしょう。

 

 

関連記事:おすすめのパワーポイント制作代行サービス9選

資料作成代行サービスの費用相場

資料作成代行サービスの費用相場は、依頼する資料の種類や業務範囲によって異なります。以下は一般的な相場の目安です。

  • マニュアル作成:1点あたり約 20万円~
  • 企画書:構成が決まっている場合は5,000円~8万円、構成から依頼する場合は8万円~
  • パワーポイント資料:1ページあたり約 3,000円~1万5,000円
  • エクセル資料:データ入力は100文字あたり約 20円

これらの相場を参考に、適切な資料作成代行サービスを選んでください。

資料作成代行サービスの選び方


世の中にはさまざまな資料作成代行サービスがあるため、どんな基準でサービスを選べば良いのか迷う企業も多いでしょう。そこで、サービスを選ぶ際のポイントを紹介しますので、下記を参考に、予算やニーズに合致した適切なサービスを選びましょう。

  • 制作物のクオリティで選ぶ
  • 利用料金で選ぶ
  • 納品スピードで選ぶ

それぞれについて説明していきます。

制作物のクオリティで選ぶ

資料作成代行サービスを選ぶ際には、制作物のクオリティが重要です。高品質なサービスを選ぶことで、後々の手直しが少なくなり、業務効率化やビジネスの成果につながります。

 

例えば、採用倍率が高く優秀な担当者が揃っているサービスや、クラウドソーシングサイトなどに薄給で下請けに出したりせずに社内で対応しているサービスであれば、制作物のクオリティには期待ができるでしょう。

 

注意点としては、提供されるサンプルや過去の実績をチェックすることが重要です。また、修正対応してくれる範囲や条件も事前に確認しておきましょう。

利用料金で選ぶ

資料作成代行サービスを料金で選ぶ際は、費用対効果も大切なポイントです。提供されるサービス内容とその料金を複数のサービスで比較しましょう。料金だけに注目するのではなく、初回トライアルの有無や修正対応回数、納期の速さなど、サービス内容を詳しく確認することが大切です。

 

例えば、「My Assistant」というサービスは、専用の管理画面に入力するだけで資料作成を依頼できる、低価格で使い勝手の良いサービスです。

 

このように、価格とサービス内容のバランスを勘案して選ぶようにしましょう。

納品スピードで選ぶ

対応スピードの速さも、資料作成代行サービスを選ぶ際のポイントになります。特に締め切りが迫っている場合などは、スピーディーかつ高品質な資料を仕上げることは容易ではありません。そのようなときは、「納期の速さ」を基準にサービスを選びましょう。

 

サービス提供会社のサイトには、「最短納期」などが書いてあることも多いです。もちろん、速さだけでなく品質も重要なため、過去実績や口コミも参考にしてください。

 

迅速なサービス提供が可能なサービスを選ぶことで、緊急のニーズにも柔軟に対応でき、ビジネスの機会損失を防ぐことが可能になります。

【高品質】おすすめの資料作成代行サービス

プレゼンテーションやレポート、提案書など、高品質な資料は新規顧客の獲得や既存顧客との関係強化に不可欠で、ビジネスの成功に直結する重要な要素です。

 

そこでまずは、クオリティの高い資料の作成が期待できる資料作成代行サービスを3つ紹介します。

CASTER BIZ assistant

【CASTER BIZ assistantは、このような企業におすすめ】

  • 資料のデザインやレイアウト修正も依頼したい
  • 優秀な人材の強みを活かした支援を受けたい
  • 時間帯や曜日を問わず稼働している

CASTER BIZ assistantでは、営業向け資料や研修用資料など、あらゆる資料作成を代行しています。クリエイティブ系の業務にも強く、デザインやレイアウトも含め、高品質な資料作成を依頼したい企業におすすめです。

 

全国から募集しているアシスタントは全員が自社採用で、各個人の知識やスキルを活かして品質の高いアウトプットを提供します。

 

また、24時間365日体制で対応しているのも大きなポイントで、時間帯や曜日を問わず稼働している企業も利用しやすいでしょう。

基本情報  
作成可能な資料の例 ・各種資料・営業資料
・各種ツールや資料のデザイン
料金プラン 6ヶ月プラン:税込145,200円
12ヶ月プラン:税込132,000円
セキュリティ体制 ・秘密保持契約(NDA)締結
・暗号化管理ツールの利用
 

ビズアシ

【ビズアシは、このような企業におすすめ】

  • アウトプットの品質にこだわりたい
  • スピード重視で資料を作成してほしい
  • 安心できるサポート体制を求めている
ビズアシでは、業務マニュアル資料や報告資料、顧客向け提案資料など、幅広い資料作成に対応しています。1名のアシスタントが専属で業務を進めるのがポイントで、アウトプットの質を保ちながらスピーディーに対応してくれるところが大きなメリットです。
 
600万人以上もの豊富な人材データベースを有しており、企業が理想とする人材が最短4日で見つかります。お急ぎの企業は個別相談も可能です。
 
稼働開始後のオンボーディングや事務局担当者によるフォローなどのサポート体制が充実しているところも大きな特徴です。
基本情報  
作成可能な資料の例 ・業務マニュアル資料
・報告書資料・顧客向け提案資料
料金プラン

税抜120,000円(月60時間)
※業務内容や契約時間により異なる

セキュリティ体制 ・秘密保持契約(NDA)締結
・HDDの暗号化

HELP YOU

【HELP YOUは、このような企業におすすめ】

  • 「視覚的に伝わる資料」の作成を希望する
  • 部門や部署を超えた資料作成を依頼したい
  • 10枚~発注できるところを探している

HELP YOUでは、プレゼン資料やセミナー資料、会社案内、採用説明会資料など、幅広い資料作成に強みがある代行サービスです。

 

「伝えたい内容が伝えるべき相手にきちんと伝わる資料」の作成に定評があり、デザイン性と伝わりやすさの両方にこだわった高品質な資料作成を希望する企業に向いています。

 

「基本料金50,000円+1枚当たりの制作料金10,000円」が資料作成プランの料金システムで、最低発注枚数は10枚です。

 

もともとバックオフィス業務が得意なサービスなので、人事や経理などのサポートと組み合わせて利用するとより効率的に業務を進められるでしょう。

基本情報  
作成可能な資料の例 ・プレゼン資料やセミナー資料
・会社案内や採用説明会資料
料金プラン ▼チームプラン:
税抜100,000円(月30時間)/税抜150,000円(月45時間)
▼1名専属プラン:
税抜150,000円(月45時間)/税抜200,000円(月60時間)
セキュリティ体制 ・プライバシーマーク取得
・セキュリティ対策を施した機器の使用

【低コスト】おすすめの資料作成代行サービス

資料作成は売上アップや企業の成長などに直結する大切な業務ですが、相手にきちんと伝わる資料を作成するのはなかなか難しいものです。

 

しかし、そのためだけに人材を雇用するのは難しいという企業も少なくないでしょう。そこで役に立つのが、低コストで資料作成を代行してくれるサービスです。

 

おすすめのサービスを2つ紹介しますので、検討してみてください。

My Assistant

【My Assistantは、このような企業におすすめ】

  • コストをかけずに優秀な人材が欲しい
  • 形式的なやりとりをなるべく省略したい
  • 依頼をスピーディーに完了させたい
My Assistantでは、パワーポイントを使ったプレゼン資料の作成などに対応可能です。依頼から納品までの形式的なやりとりをできるだけ少なくした分、スピーディーかつ高品質な成果物の納品を実現しています。
 
最大のポイントは、月10時間で税込27,500円~という価格の安さです。コストをかけずに資料作成代行を依頼したい企業にとって、まさに打ってつけのサービスといえるでしょう。
 
依頼方法もシンプルで、専用アプリ上で単発かルーティンかを選んで送信するだけで依頼できます。候補者の選定などの面倒な工程もありません。
基本情報  
作成可能な資料の例 ・パワーポイントの資料
・プレゼン資料
料金プラン 月10時間プラン:税込27,500円
月20時間プラン:税込44,000円
セキュリティ体制 ・個人情報保護マネジメントシステムの構築

フジ子さん

【フジ子さんは、このような企業におすすめ】

  • 契約前に無料でテストしてみたい
  • パソコンでできる業務を丸ごと任せたい
  • 導入前に慎重に検討したい
フジ子さんは、資料に掲載する画像の加工や編集も含め、資料作成に関するさまざまな業務に対応しています。パソコンでできる業務であれば一通り依頼することが可能です。
 
高い実務能力を有するアシスタントが揃っており、料金プランは20時間で税込62,700円から、また2時間分の無料トライアルを受けられるのも嬉しいメリットです。
 
サービスの特徴やアシスタントの実務能力をしっかり確認した上で契約できるので、サービスを利用するのが初めての企業や慎重に導入を検討したい企業にもおすすめです。
基本情報  
作成可能な資料の例 ・資料画像の加工・編集
・比較資料の作成
料金プラン 月20時間プラン:税込62,700円
月30時間プラン:税込92,400円
月50時間プラン:税込132,000円
セキュリティ体制 ・秘密保持契約(NDA)締結
・暗号化管理ツールの利用

【資料作成に特化】おすすめの資料作成代行サービス

ここまで紹介したサービスは、資料作成代行だけでなく、秘書業務や営業事務的な業務にも対応しています。一方で、資料作成に特化したサービスも存在します。

 

特化型のため、資料作成においては高品質なサービスが期待でき、コストパフォーマンスにも優れていますが、それ以外の業務を依頼することができないところには注意が必要です。

 

ここでは、資料作成に特化したサービスを紹介します。

c-slide

c-slideは、このような企業におすすめ】

  • 資料作成に特化したサービスを探している
  • 資料の見た目とわかりやすさを重視したい
  • 急な資料作成が発生して困っている
c-slideは、主にセールスやマーケティング、採用・HRなど、さまざまなビジネス領域における資料作成を代行するサービスです。デザイン性とわかりやすさを両立させた資料作成が得意で、累計300社以上の支援実績があります。
 
資料のボリュームや内容にもよりますが、最短2日というスピーディーな納品が可能で、「来週までにプレゼン資料を作らないといけない」といった場合にも柔軟に対応してくれます。
 
料金システムは至ってシンプルで、「発注ページ枚数×プランごとのページ単価」で算出されます。特急料金やオプション料金などは発生しないので、余計なコストをかけたくない方にもおすすめです。
基本情報  
作成可能な資料の例 ・会社紹介資料
・ウェビナー資料
料金プラン スタンダードプラン:1枚5,000円
ハイエンドプラン:1枚10,000円
セキュリティ体制 (公式サイトに記載なし)

まとめ

この記事では、資料作成代行サービスの費用相場をはじめ、自社にマッチするサービスの選び方やおすすめのサービスについて詳しく解説しました。

 

資料作成代行サービスは、高品質なビジネス資料の効率的な作成を支援し、時間とリソースの節約につながります。サービス選びに際しては、制作物の品質やコストなどをもとに判断するのが重要です。

 

自社のニーズや予算に合ったサービスを選び、業務効率を高めてコア業務に集中することで、ビジネスをさらに前進させましょう。