資料作成を外注するならここ!おすすめのサービス5選

企業活動において、魅力的な資料は重要ですが、「資料作成にまで時間が割けない」「資料を作るのが苦手……」とお悩みの事業者様もいらっしゃるでしょう。
そのようなときに役に立つのが、自社の代わりに資料を作成してくれる外注サービスです。

 

本記事では、資料作成を外注できるおすすめのサービスを5つ紹介いたします。
資料作成のリソースを主業務にまわしたい事業者様や、資料の質を上げたい事業者様はぜひご覧ください。

資料作成を外注するメリット


資料作成をプロの業者に外注することで、いくつものメリットが期待できます。

 

【資料作成を外注するメリット】

  • 本来の業務に注力できて生産性が上がる
  • 資料の訴求力が高まる
  • コストを削減できる

これらのメリットをすべて享受できれば、自社にとって大きくプラスにはたらくかもしれません。
それぞれのメリットを、以下で詳しく解説いたします。

メリット①本来の業務に注力できて生産性が上がる

そもそも多くの方にとって、資料作成は本来の業務ではないはずです。
資料作成を外注すれば、そのぶんの時間を本来の業務に注ぐことができ、業務効率の改善や生産性の向上が期待できます。

 

営業資料を例に挙げると、作成には一般的に1ページあたり30分~1時間ほどかかるとされています。
仮にそのペースで10ページ分の資料を作ると考えると、単純計算で5~10時間もかかることとなり、これでは業務を圧迫しかねません。

 

その作業を丸ごと、業者に外注することができれば、どうでしょうか。
資料作成にかかっていた時間をすべて、主業務に充てられるようになります。
外注によって5~10時間のリソースを確保できるとすると、その時間に顧客との打ち合わせを何本も入れられます。
メールの返信やトークスクリプトの見直しなど、ほかの優先業務に、いち早く対応することも可能です。

 

このように、たとえ資料一本の作成だとしても、時間を数字でみると、外注によって得られるメリットは決して小さくないことがわかります。

 

また外注先によっては、月内の契約時間内であれば、資料作成以外のさまざまな業務も依頼できます。
たとえば見積書の作成やアポイント調整、営業戦略に必要な情報のリサーチなどもまとめて外注すれば、主業務の時間をさらに確保できるでしょう。

メリット②資料の訴求力が高まる

資料作成の知識・スキルに長けたプロに外注することで、訴求力のある質の高い資料に仕上げてもらえる、というメリットもあります。

 

資料とひと口に言っても、営業資料やホワイトペーパーなど、さまざまな種類がありますが、ここでは見込み顧客に向けた新規営業の資料を例に考えてみましょう。
営業に必要なスキルと、資料作成に必要なスキルは異なります。
内容がわかりやすく、且つ商品・サービスが魅力的に見える資料を作成するには、デザインや配色、文章の言葉選びや話の展開など、さまざまな要素において工夫が必要です。
資料作成を専門としている外注先であれば、それらの点を踏まえた魅力的な資料を作り上げてくれます。

 

記載されている情報自体は同じでも、外注した資料を用いたほうが、内製の資料よりも成約率が高まる可能性もあります。
「餅は餅屋」という考えで、資料作成もその道のプロに外注したほうが、訴求力のある資料となるかもしれない、ということです。

メリット③コストを削減できる

資料作成の外注によって、コストの削減、ひいては利益の向上も見込めます。

 

まず、前述の『メリット①本来の業務に注力できて生産性が上がる』でお伝えしたように、かつて主業務の時間を圧迫していた資料作成のタスクがなくなります。
それによって、資料作成にあたっていた従業員一人ひとりの残業時間が減れば、人件費の削減につながるでしょう。

 

そして『メリット②資料の訴求力が高まる』によって、質の高い営業資料やホワイトペーパーができあがれば、これまでよりも成約率が上がり、売上の向上も見込めます。
コストを削減したうえで売上を上げることができれば、利益の向上にもつながるという、メリット①と②の相乗効果が期待できるというわけです。

 

また、コストに関連するメリットはそれだけではありません。
これまで資料作成にあたり、素材の購入で発生していたコストも削減できる可能性があります。
資料作成の専門業者は、フォントや画像など、豊富な素材を持っていることが多いので、自社で作成する場合のように有料のものを都度購入する必要がなくなります。
有料素材の一つひとつはそれほど高額ではありませんが、それが積み重なると無視できない金額にもなりえるので、削減できるコストは削減するに越したことはないでしょう。

 

このように、資料作成を外注すれば、総合的にコストの面でさまざまなメリットを実感できるのです。

資料作成を外注するデメリット

メリットの大きい資料作成の外注ですが、少なからずデメリットも存在します。

 

【資料作成を外注するデメリット】

  • 外注先次第では成果につながらない
  • 外注費用がかかる

とはいえ、総合的に捉えればメリットがデメリットを上回る可能性も充分にあるので、過度に心配する必要はありません。
以下でそれぞれ解説いたしますので、引き続きご覧ください。

デメリット①外注先次第では成果につながらない

先ほどお伝えした3つのメリットは、いずれも“自社に合った外注先に資料作成を依頼できた場合”という前提があります。
外注先ごとに品質にばらつきがあるため、場合によってはメリットをあまり実感できずに終わってしまう可能性もある、ということは念頭に置きたいところです。

 

その一因として、外注先が依頼の内容や、訴求したい商品・サービスの魅力を適切に汲み取れず、資料に反映できないことが挙げられます。
自社と同業種の実績が少ない業者や、自社と似たような依頼をあまり受けていない業者に依頼した場合は特に、そのようなことが懸念されます。

 

外注先をきちんと選定し、十分な品質が担保されている業者に資料作成を依頼すれば、基本的には問題ないでしょう。
本記事でのちほどお伝えする『資料作成の外注先を選ぶときのポイント』の項も、あわせてご覧ください。

デメリット②外注費用がかかる

当然ではありますが、資料作成を外注するのであれば、そのぶん費用が発生します。

 

また、資料作成の外注においては、資料に盛り込んでほしい内容を事前に伝えたり、修正指示を出したり……といった“コミュニケーションコスト”も無視できません。
『デメリット①外注先次第では成果につながらない』でお伝えしたように、自社とマッチしない業者の場合は特に、軌道修正のために一定のコミュニケーションが発生することが考えられます。

 

ただし、外注のコストに関しては、ただ数字だけを見て“コスト”と捉えるのではなく、将来的にもたらされるメリットも加味した費用対効果で考えられることをおすすめします。
仮に外注費を支払ったとしても、自社従業員が主業務に集中できるようになり、生産性が向上すれば、それは必要なコストであり、マイナスにはならないのではないでしょうか。

 

外注である以上は、対価として費用を支払うことになりますが、費用対効果で考えると、トータルでは大きなデメリットにはならない可能性も十分にあります。

 

関連記事:バックオフィス代行とは?依頼できる業務の種類や費用相場を解説

おすすめの資料作成の外注先5選

ここからは、資料作成の外注先としておすすめのサービスを5つ紹介いたします。
各社強みが異なりますので、自社の希望している条件に合う外注先を見つけましょう。

品質・幅広い業務内容・即戦力のCASTER BIZ assistant

まずご紹介するのは、株式会社キャスターの運営するリモートアシスタントサービスであるCASTER BIZ assistantです。
その名の通り、資料作成をはじめとする多様なアシスタント業務をオンラインで請け負っており、契約時間(30時間/月)の範囲内で業務を依頼できます。
資料作成のほか、書類作成やメール・電話対応、アポイント調整など、バックオフィス業務にはひと通り対応しております。

 

契約期間は6ヶ月~で、月額料金は30時間の稼働で税込145,000円~です。
追加料金を支払えば、実働時間の延長や、次月への繰り越し・次月からの前借りにも対応しているので、業務の状況に合わせて柔軟な調節が可能です。

 

CASTER BIZ assistantの料金プラン

BASIC LONG
契約期間 6ヶ月 12ヶ月
実働時間 30時間/月
月額料金 132,000円

(税込145,200円)

120,000円

(税込132,000円)

オプション 実働時間延長:時間数×1.2

繰り越し・前借り:500円/時間(税込550円)

※そのほか、プランのカスタマイズも可能

 

2024年10月時点で累計5,000社以上の利用実績があり、資料作成業務は経理代行会社やSNSマーケティング会社など、さまざまな企業にご依頼いただいています。
資料に載せたい情報を送っていただければ、リモートアシスタントが体裁を整えてお渡しします。
また、資料に必要な情報のリサーチ業務も対応可能です。
1/100の狭き門から採用されたアシスタントがチームを組んで対応いたしますので、品質面もご安心いただけるはずです。

 

CASTER BIZ assistantがおすすめの方

  • 資料作成以外のバックオフィス業務も外注したい
  • 長期的・継続的な外注を検討している

品質重視・実績豊富なVIRTUAL PLANNER

VIRTUAL PLANNERは、パワーポイントでの資料作成に特化したサービスです。
営業資料やホワイトペーパー、プレス発表会資料、事業計画書など、あらゆる資料の作成に対応しており、公式サイトでは実績の一部が公開されています。
オプションとして別途依頼すれば企画構成からも対応してもらえるので、漠然とした内容しか決まっていなくとも相談が可能です。

料金プランは、既存のテンプレートからデザインを選ぶ『LIGHT』と、オリジナルのデザインを作成してもらえる『STANDARD』の2種類が用意されています。

 

VIRTUAL PLANNERの料金プラン

LIGHT STANDARD
1ページあたりの料金 10,000円

(税込11,000円)

15,000円

(税込16,500円)

プラン内容 4テイスト×3カラーのパターンからデザインを選ぶ 希望に合わせてオリジナルデザインの相談が可能
オプション
  • 企画構成:50,000円~
  • グラフ制作:5,000円/点
  • アニメーション設定:10,000円~
  • テンプレートデザイン:50,000円~
  • 画像素材手配:10,000円~
  • オリジナルイラスト作成:30,000円~

※最低発注価格は新規取引先400,000円、既存取引先200,000円(税別)

 

1ページあたり最低で1万円から依頼できるので、一見するとリーズナブルに思えますが、新規取引の場合は最低発注価格が400,000円~となっている点にはご留意ください。
なお、特急料金は設定されておらず、臨機応変なスピード対応を可能としており、企画構成からデザインまでを約1週間で仕上げた事例もあります。

実績としては、東映株式会社や株式会社JTBをはじめとする大手企業の資料も手掛けており、これまでに累計900社以上、2,200部以上の資料を制作しています。
そのため品質面においても一定の信頼が置けるでしょう。

 

VIRTUAL PLANNERがおすすめの方

  • 資料作成の外注に一定の予算を確保できる
  • できるだけ急ぎで対応してもらいたい

デザインに強く安価なドキュメントプラス

「デザインだけでいいので、とにかく安く資料作成を外注したい!」
そのような方には、ドキュメントプラスがおすすめです。

ライティング・構成作成の工程を省き、著作権フリーの素材を利用することで大幅なコストカットを実現しています。
また他社と異なり、プランは1種類のみで、資料のページ数に応じて基本料金と制作料金が決まっているため「思っていたより費用がかかる……」といった心配もございません。

ドキュメントプラスの料金プラン

資料のページ数
1~10ページ 11~20ページ 21ページ~
基本料金 無料 5,000円 5,000円
制作料金 3,500円/ページ 3,250円/ページ 3,000円/ページ

※すべて税別

 

ページ数が多いほど、1ページあたりの制作料金が安くなる仕組みになっています。
また、最低発注料金は設定されていないので、数ページからのコンパクトな依頼も可能です。

 

ただし、依頼できるのはあくまでもデザインのみなので、テキストや構成案は自社で用意しておく必要があります。
ライティングも外注したいのであれば、他社を検討したほうがよいでしょう。

 

なお同社では、累計1,000社以上の豊富な実績を活かし、資料作成のコンサルティングサービスも提供しています。
今後は資料を内製する前提で、「社内の資料作成スキルを向上させたい」とお考えであればコンサルティングサービスを利用するという選択肢もあります。

ドキュメントプラスがおすすめの方

  • とにかく安く資料作成を外注したい
  • コンサルティングサービスの利用も検討している

デザイン力と動画作成に長けたパワポデザイナー

その名の通り、パワーポイントの資料作成に特化しているパワポデザイナーは、アニメーションや音声を用いた効果的な資料の作成を強みとしています。
基本的に対応しているのは既存資料のブラッシュアップですが、プレミアムプランであればオーダーメイドの依頼が可能で、ランディングページ(LP)や動画の制作にも対応しています。
また、パワーポイントのアニメーションデータから動画データの作成も可能なので、動画広告など、資料以外の場面でも納品物を活用することができるでしょう。

 

パワポデザイナーの料金プラン

スタンダードプラン アドバンストプラン プレミアムプラン
~10ページまでの料金 90,000円~ 120,000円~ 240,000円~
プラン内容 既存資料のブラッシュアップ
  • 既存資料のブラッシュアップ
  • アニメーションや音声の追加
  • 既存資料のブラッシュアップ
  • アニメーションや音声の追加
  • オリジナルイラストの描き起こし
  • ライティング
  • 動画制作
  • ランディングページの制作
オプション
  • イラスト制作:5,000円~
  • ライティング:10,000円~
  • 翻訳:別途お見積もり

納期の目安は20ページで15営業日程度となっているので、ある程度余裕をもって依頼することをおすすめします。

 

あらゆる業種への対応を可能としており、株式会社マイナビや東京国際大学、また行政機関をはじめとする500社以上の作成実績があります。
アニメーションの演出を強みとしているので、モニターやスクリーンを使ったプレゼンテーションに用いる資料を依頼すれば、強みを最大限に活かしてもらえるでしょう。
公式Webサイトでは一部の事例が公開されているので、外注した場合の品質やデザインの方向性をある程度イメージしておくことができます。

 

パワポデザイナーがおすすめの方

  • 音声やアニメーションの演出を取り入れた資料を作成してほしい
  • 既存の資料をブラッシュアップしてほしい

サービス資料作りならHandOut Sourcing

HandOut Sourcingは、視覚的なデザインに特化している資料作成サービスです。
リモートワークが主流になったことを受け、Webプレゼンでより効果的に伝えたいことを訴求できる、デザイン性の高い資料を追求しています。

料金プランは3種類用意されており、発注時に渡す原稿の種類によって料金が異なります。
たとえば、パワーポイントの原稿を渡す、つまり既存資料のブラッシュアップとなる場合はもっとも安い6,500円~/ページ です。
テキストで草案を渡す、あるいは口頭でイメージを伝えて資料を新規作成してもらう場合は、それよりも料金が高くなります。

 

HandOut Sourcingの料金プラン

原稿形式 パワーポイント テキスト(Wordなど) 原稿なし(口頭など)
1ページあたりの料金 6,500円~ 8,500円~ 10,500円~
オプション
  • グラフ作成
  • 速達
  • 印刷
  • テンプレート作成
  • 英文の翻訳
  • 調査
  • その他作業

※最低発注価格は原則100,000円

最低発注価格は設定されているものの、100,000円~のため、同じく最低発注価格が決められている他社よりはリーズナブルに利用できるでしょう。
納期の目安は、全30ページの既存資料のブラッシュアップで12日、原稿がない状態での全15ページの新規作成で22日です。

 

実績数は非公開ですが、博報堂グループや株式会社BookLiveといった有名企業の資料を手掛けています。
公式Webサイトには事例が掲載されており、企業ごとに多様なデザインでの制作が可能であることがうかがえます。

 

HandOut Sourcingがおすすめの方

  • オンラインで利用する資料の作成を外注したい
  • 原稿がない状態での新規作成を依頼したい

関連記事:資料作成代行サービスのおすすめ6選!相場や選び方も解説

資料作成の外注先を選ぶときのポイント


以上、5つの資料作成サービスを紹介いたしました。
要望に合いそうなサービスは見つかりましたでしょうか?

 

先ほど『資料作成を外注するデメリット』でお伝えしたように、資料作成を外注して、品質の高い資料を手に入れるには、外注先選びが重要になります。
候補の外注先を選ぶ際は、以下のポイントに着目しましょう。

 

【外注先を選ぶときのポイント】

  • 制作実績
  • 価格の安さ
  • 納品のスピード
  • 資料作成のクオリティ
  • その他の項目

いずれも大切なポイントですので、しっかりとご確認ください。

制作実績

外注先選びにおいて、制作実績の確認は必須といえます。
具体的には、以下の3項目を確認するとよいでしょう。

 

制作実績において確認すべき項目

  • 過去の制作事例
  • 得意分野
  • 実績数

これまでに、どのような資料を制作してきた業者なのか? がわかれば、自社で依頼した場合にどのような資料を作ってもらえるのか? がある程度イメージできます。

 

とはいえ、公式Webサイト上で過去に制作した資料をそのまま掲載している業者は多くありません。
問い合わせれば、サンプルを見せてもらえる場合があるため、気になる業者には問い合わせて事例を見せてもらうことをおすすめします。

 

また、業者によって得意分野が異なるので、自社と同じ業界の資料を制作した実績が、どの程度あるのか? も確認したいところです。
同業界での制作経験が多い業者のほうが、商材の仕組みやターゲットの傾向も肌感覚で理解しているため、訴求力の高い資料を制作してもらえる可能性が高まります。

価格の安さ

外注によるコスト削減効果を最大限に実感するためにも、できるだけ料金の安いサービスを選びたいですよね。
ただし当然ながら、質と料金は比例します。
そのため、質と料金のバランスをしっかりと考えたうえで、適切な費用感で資料作成を外注できる業者を選ぶのが大切です。

 

なお、資料作成の料金は、質だけでなく業者の対応範囲によっても異なります。
資料の原稿を自社で用意したうえでデザインやレイアウトのみを外注する場合よりも、構成や原稿の作成から依頼するほうが高くなる、といった具合です。
また、既存資料のブラッシュアップよりも、新規作成を依頼するほうが同様に料金は高くなります。
できるだけリーズナブルに済ませたいのであれば、自社で用意できるものは可能な限り用意する必要があるということです。

 

場合によっては、資料作成の専門業者ではなく、ほかの業務もまとめて外注できるサービスを選んだほうがコストパフォーマンスが高くなる可能性もあります。
たとえばリモートアシスタントサービスであれば、「1ヶ月あたり実働○○時間で△△円」といったサービス形態で、実働時間の範囲内であればさまざまな業務の依頼が可能です。

 

自社の課題や、外注したい範囲を明確にしたうえで、費用対効果の高い外注先を選びましょう。

納品のスピード

業者や依頼の条件によって、依頼から納品までにかかる日数は異なります。
特に、作成してもらった資料を使うタイミングが決まっている場合や、早急に資料が必要な場合は必ず納期を確認しましょう。
業者によっては、特急料金を別途支払えば納期を早めることができるので、必要に応じて検討したいところです。

 

ただし、あまりにも納期が短すぎると、どの業者にも対応してもらえない可能性もあります。
そのため最低でも、希望納期までに1週間は猶予がある状態で依頼されることをおすすめします。

 

また、基本的には作成してもらいたい資料のボリュームをはじめとする条件で納期が左右されるため、一概に「○○日で納品」と明言していない業者がほとんどです。
そのため、見積もりの際に納期の目安も出してもらって、複数の業者を比較することとなるでしょう。

その他の項目

その他、トラブルを避けるためにも以下の項目は確認しておきたいところです。

 

資料作成の外注で確認したい、その他のポイント

  • 秘密保持契約への対応有無
  • 修正回数の制限
  • ヒアリング時の対応の質
  • キャンセル規定
  • 納品データの形式

特に、社外秘や、資料にのみ記載したいものなど、流出させたくない情報がある場合は秘密保持契約(NDA)を締結してくれる業者を選ぶのは必須といえます。

 

また、質の高い資料に仕上げてもらうためにも、修正回数も必ず確認しておきましょう。
たとえ相手は資料作成のプロだとしても、細かな部分で修正箇所は出てくるものです。
一度修正してもらっても、その修正内容に納得がいかなかったり、別の箇所が気になったり……といったことも珍しくはありません。
その際、「一つの資料につき修正は2回まで」といったように制限を設けている業者であれば、その制限内の修正回数にとどめる必要があります。
ですから、事前に修正回数を確認したうえで、資料の初稿が完成したら制限内で修正を終えられるよう、しっかりとチェックしましょう。

資料作成を外注する際のポイント

資料作成を外注して、満足のいく資料に仕上げてもらうには、外注先の選定時だけでなく依頼時にも押さえておきたいポイントがあります。

 

【資料作成を外注する際のポイント】

  • 依頼内容を明確にしておく
  • 既存の資料を共有する

外注先が決まったら、上記2つのポイントを押さえたうえで、先方の担当者とコミュニケーションをとりましょう。
以下でそれぞれのポイントについて、詳しく解説いたします。

依頼内容を明確にしておく

具体的に、どのような資料を作成してほしいのか、外注先に依頼する内容を明確にしましょう。

 

ひと口に“資料”と言っても、具体的にどのような資料を作るのかによって外注先が意識すべき点は大きく異なるので、依頼内容を整理しておく必要があるのです。
たとえば、資料の種類としては以下の内容が挙げられます。

資料の種類

社内向け 社外向け
  • 研修資料
  • プレゼン資料
  • マニュアル
  • 報告書
  • 営業資料
  • セミナー資料
  • ホワイトペーパー
  • 会社案内
  • 採用説明会資料
  • 株主総会資料
  • 講演資料
  • 報告書

社内向けと社外向けではアプローチすべきポイントが大きく異なりますし、資料の種類によってもデザインの方向性などが変わってきます。

 

また、その資料をモニターやスクリーンに表示するのか、あるいは紙に印刷して配布するのか、といった利用方法も明確にしておきたいところです。
たとえば講演会でスクリーンに投影して利用するのであれば、後方の座席からも見えるように文字を見やすくする、などの工夫を施してもらえます。

既存の資料を共有する

過去に内製した資料がある場合は、外注先に共有することをおすすめします。

 

現状の資料を渡しておくことで、具体的にどこをブラッシュアップすればよいのか? 解決したい課題は何か? がある程度明確になるためです。
なお、資料を共有する際は、現状の資料からブラッシュアップしたものを作成してもらいたいのか、それとも一新したいのか、どちらなのかを伝えておくことも大切です。
過去に作成した資料がなく、完全に新規での作成を考えている場合は、ご自身のイメージに近い他社の資料を渡しましょう。
もちろん、資料に記載したい情報をできるだけ詳しく共有することも忘れてはなりません。

 

具体的なイメージが共有されることで、外注先が要望を汲み取って作業を進められるようになります。
完成後に「思っていたのと違った……」というギャップが生じるリスクもある程度減らせるため、可能な限りイメージのすり合わせは行っておきたいところです。

資料作成は、自社に合ったサービスに外注しよう


今回は、資料作成の外注におすすめのサービスを紹介いたしました。

 

資料作成を外注して、そのメリットを最大限に実感するには、自社に合ったサービスを選ぶことが大切です。
今回ご紹介した5社は、強みや特徴がそれぞれ異なるので、自社の求める条件を明確にしたうえで比較・検討しましょう。

 

資料作成や、そのほかノンコア業務の外注をお考えの事業者様は、オンライン秘書のCASTER BIZ assistantにご相談ください。
月に最低30時間の範囲内であれば、資料作成をはじめとする、さまざまな業務にプロフェッショナルのリモートアシスタントが対応いたします。
オンラインにて、サービス概要をご説明するセミナーも随時開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。